本展の二者は、作品で扱うモチーフや質感、制作する上での身体的な意識は異なるが、『グラフィック』を地とし拡張させる表現を試みる作家として共通する点がある。
身体的な意識を、ファッション・インスタレーション(あるいは、コラージュ・コンポジションを軸)にコンバートし、紙面上のデザインワークから多様なメディアへと置換していく。
本展では、人の視覚や触覚などを拡張させる(空間的な)メディアを扱い、観賞者にグラフィカルなイメージを身に纏わせるような作品を展開する。空間表現やファッションという形態を持つことで、グラフィックデザインの従来とは異なる面白さがオルタナティブに垣間見る手段を、ここに展開する。
*(astarisk)とは、検索の際にワイルドカードとして使用される記号である。本展は視覚表現を基盤にした作品形態の多様さ(*)を軸に作品を展示する。
website: https://igarashihisadaexhibition.studio.site/
【出展者】
五十嵐 央 igarashi hiro
グラフィックデザイナー
グラフィックデザインを基軸に、ポスター・アートブック・インスタレーション・オンスクリーングラフィックなど、媒体を拡張させ制作活動を行なっている。モチーフに対する身体的な感覚と視覚言語としてのデザインのあり方を考える。人が残す痕跡や気配を持つ造形に興味を持ち、モチーフとして扱う。
今展示ではインスタレーション・アートブックを中心にを展示する。
東京藝術大学デザイン科在籍
タイポグラフィ年鑑2022 部門ベストワーク賞受賞
展示『Which Mirror Do You Want to Lick? 』出展
『TOKYO ART BOOK FAIR 2021』出展
Instagram: https://www.instagram.com/1grshr0_/
MAHANA
アーティスト /fair enough クリエイティブディレクター
ブランドfair enoughのCDとしては、”十分な公平さ”と”対話”をコンセプトに問題提起や対策・表現の探求などを行なっている。また一個人のアーティストとしては、上記のコンセプトを土台にグラフィカルな美しさや、自然を感じさせるようなアウトプットを平面作品・立体作品・音楽など多様な媒体を通して表現する。
今展示ではfair enough 2022コレクション・絵画・遊具・ラグ・陶器などを展示する。
東京インディペンデント2019 出展
ACTアートアワード novae 入選
Instagram: https://www.instagram.com/mahana_fe_art/
開催概要
会期:2020/3/22(Tuei)〜3/31(Thu) 11時~18時 ※3/27(Sun)休廊
@CPK GALLERY https://gallery.copack.co.jp/
〒111-8625 東京都台東区柳橋1-28-1
JR総武線浅草橋駅より徒歩5分・都営浅草線浅草橋駅より徒歩5分